最近ふと考えていることがあります。
PERって役に立つんかいな?ということです。


PERは14倍が目安とされているそうですが、この根拠って何でしょうか?
ネットで検索するといろいろなロジックが見られます。
一見どれも筋が通ってそうなのですが、それって結局後付けなんですよね。
後は、歴史的に見ればそうだって話しだったり。


昔私の好きなテレビ番組で「その時歴史が動いた」という番組があったのですが、
歴史って「動く」んですよね。
動かす要因は人間の感情だったり、時代背景だったり、読めないものも多々あります。


なのでPER14倍適正説を私はあまり当てにしていません。
amazonとか成長性という一言だけで何百倍ものPERが正当化されているんですからね。
全く当てにならないとかそういう訳ではなく、株価の判断はもっと複合的な視点が必要ということだと思います。


個人的にはPERは20倍以下が割安と言われる時代に差しかかっていると思います。
人間の寿命が延びていることが根拠の1つになり得ると考えています。


PER=株価÷1株利益ですよね。
PERは利益が一定だとしたら何年で資金を回収できるかという尺度になるのですから、
70歳で死ぬから14年で回収したいわと思っていた人が、
100歳で死ぬから20年で回収したいわと思ってもおかしくないんじゃないかなということです。


こうやって思考実験していくとPERってふにゃふにゃな基準になりませんか?
また、私が披瀝した寿命の延びがPERを高める説もふにゃふにゃですよね。
だって全く根拠がありませんからね。
しかし、こういう思考でマーケットに参加する人間が世界中にいるとしたら、
この説も実際の株価に影響を与える可能性があるんですよね。


まぁ難しいこと考えずに一定額を投資し続けるのがほとんどの投資家にとってはベターでしょう。

読んでいただきありがとうございます。クリックで応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村