アメリカ株は上昇が9年も続いており過去2番目の長さとなっています。
歴史に学ぶと株式市場には調整がつきものなので、今回も調整が来る来ると言われつつまだ調整が来る気配はありません。
FRBも紆余曲折を経ながら金利を徐々に上げていき金融正常化の道を進んでいます。
セントルイス連銀総裁がバランスシートの縮小に言及するなど今後も正常化の道を進もうとするでしょう。(出典:ロイター)
実際には次の景気後退に備えて緩和手段を残しておきたいということもあるはずです。


過去2番目の長さとなっているリーマンショック後の今回の上昇相場は後世「金融緩和バブル」と呼ばれるでしょう。
企業収益は株価の上昇を正当化できるほど上がっていません。
今回の上昇の一番のエンジンは低金利であることは間違いないでしょう。
ITバブルもITで世界が変わる(実際には変わった)と期待値が高まったもののIT企業の収益が追い付かず暴落につながりました。
そんなナスダックも先日最高値を更新しました。
今回は企業収益もついてきておりバブルではないことは明らかです。


低金利は主に二つの経路で株価を押し上げています。
まず国債市場のお金を株式市場に流し込む。
次に企業が低金利でお金を調達し自社株買いあるいは配当を実施する。


しかしそれでバラ色の未来が待っているという訳ではなくそれぞれ副作用が当然伴います。
収益が上がっていないのに株式市場にお金が流入するということはPERが上昇します。
PERが高いということは増収圧力が高いということです。

自社株買い、配当の実施も利益ではなく借金で行う訳なので、負担の先送りにすぎません。
株価上昇の先食いと言った方が正しいのかもしれません。
将来的には企業収益を圧迫する要因になります。
これは今の日本の状況を想像すると分かりやすいでしょう。
少なくとも配当を利益でまかなえない状況というのは非常に厳しいと言えます。
配当は利益から出すものであるという原則論もさることながら、それを正当化するのは企業状態ではなく、低金利というFRBの政策だからです。


私の認識では今はまだバラ色状態なのですが、いつか必ず調整が来るのは避けられないということはみんな頭では分かっていると思います。
重要なポイントはそれがいつなのか?ということとどれぐらいの調整なのか?ということです。
それは株式市場がいつどれぐらい上昇するのか予想できないのと同じように予想することはできません。少なくとも私には。


対策方法は十人十色でしょう。
常にフルインベストメントで上昇相場も暴落相場も乗り乗りだぜ!という方もいれば、
慎重に慎重に投資し過大な待機資金を持ち、暴落相場のダメージも少ないけど上昇相場の恩恵も少ないという方もいるでしょう。
要はトレードオフの関係にある訳で、正解なんて始めからない訳です。


ブログを拝見するとフルインベストメントから待機派までいろいろな方がいるので自分にとって納得のいくところだけ投資方針を拝借してやっていけば良いのではないかと思います。
私は今までの投資経験からお金の増減よりも不確実性に苦痛を感じるタイプなので、ETFをもう少し活用していこうと思います。

読んでいただきありがとうございます。クリックで応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村