ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
私は当然のごとく仕事です。
普段と違うことと言えばエネルギー注入のためにモーニングに寄ってきたことぐらいでしょうか。


さて、昨日持ち株の製薬大手ファイザーの決算発表がありました。
EPSは0.69ドルと予想(0.67ドル)を上回りましたが、売上が127.8億ドルと予想(130.9億ドル)を下回りました。
株価は発表直後2%ほど下落し終盤に向けて挽回したものの結局前日比-0.5%で落ち着きました。

乳がん治療薬のイブランスの売上は58%増の6.79億ドルでしたが、予想は6.82億ドルであり想定内の伸びにとどまりました。
まだ日本では保険適応されていないのでどんな薬か分かりませんが、2016年10月31日に日本国内での製造販売承認申請をしているようです。
保険収斂に向けて治験のステージというところでしょうか。

以前も書きましたがファイザーの薬では個人的にリリカが好きです。
恐らく売上も好調だと思います。
2016年の医薬品売上ランキングが見当たらなかったのですが、処方がたくさん出ているので多分そうでしょうw

そんなファイザーですが、成長のために買収をとウォール街から要求されているようです。
実際2016年9月には140億ドルを投じてメディベージョンを買収しました。
中にはブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)を買収しろなんて声もあるそうです。
BMYと言えば、そうみんな大好きオプジーボですね。

もし本当に買収しようものなら2016年の売上ベースで700億ドルというメガファーマが誕生します。
免疫チェックポイント阻害剤全盛のこのご時世、プレミアが恐ろしいことになりそうなので実現はなかなか難しいと思いますが、規模感が大きくて圧倒されますね。

ファイザーは配当利回りも3%後半と良い水準なのでこのままひとまずホールドでいきます。

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