G7が近いこともあり、為替相場は各国の政治家、中央銀行家の発言を材料にされているようです。

昨年はアメリカの利上げ期待と日本の超緩和状態を素直に受け止め、1ドル125円程度まで円安が進みました。
その際、日本政府関係者や黒田総裁から「円安が過ぎる」といった趣旨の発言が頻繁に繰り返されていました。
アメリカは実際に2015年12月に利上げに踏み切った訳ですが、その後の利上げペースが想定よりも遅くなってしまったので、2016年に入ると円高に触れました。
そして105円程度まで円高が進行したところで麻生さんや黒田総裁が「急速な円高を懸念」的なことを言い出し、5月23日時点では110円程度で推移しています。
つまり、日本政府としては105円~125円のどこかを「適正な」円相場と考えている訳です。
110円以下は円高注意報、120円以上は円安注意報なので、115円程度でしょうか?

ではアメリカは?
最近の政府高官の発言を鑑みるに、1ドル=105円でもドル高と感じているようです。
アベノミクス相場による円安も3年半が立ちました。
アメリカとしても、3年も円安認めたしもう良いでしょう?というのが本音ではないでしょうか。

日本としては、物価上昇、訪日外国人増加、海外投資利益最大化のために円安を維持したいとは思いますが、それはアメリカとしても同じな訳で。
前回の円高局面で豊田社長が、日本でのものづくり限界論を吐露したのと同じ状況がアメリカ企業の現在でしょう。

潮目は変わり始めていると思います。
今のうちにドル高で株価が停滞しているKO、P&Gなどを積極的に購入していきたいところではありますね。 

先日はPM、KOは高いなどと書いておきながらこの考察。
無理して買い進めることはしませんが、持たざるリスクも考えて、配当利回りの高いPMは購入しようかなと思っています。 
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