今日は2週間ぶりの休日出勤です。
といっても1時間程度で済みますが。
今日の仕事は本来やる必要のない「ムダ」な仕事なのですが、
制度を知らない病院担当者の尻拭いをやらされにいきます。

よくアメリカ化と言われますが、医療保険制度は日本的なるものを維持できています。
そのせいで巨額の財政赤字を抱えている訳ですが。
語弊を恐れず言うと、医療保険もアメリカ化すべき部分はたくさんあります。
横柄な態度を取ったり、その家族がなるべく病院に入院させておけ、見殺す気かなどと、
議論にならない感情論でぶつかってくる層の多くは、失うもののない生活保護世帯か所得の低い方たちです。
保険料もろくにおさめず、医療費も無料、あるいは低額で受けれるだけでありがたいだろうに、
そういう思考回路はない人もいます。そもそもそう思えないからそういうステータスなのでしょう。

完全な愚痴になってしまいましたが、これは由々しき問題だと思います。
今話題のオプシーボなど超高額な新薬が出てくるようになりました。
税金をおさめない生活保護世帯に効果が出るかも分からない高価な薬を投与すべきでしょうか?

医療者の給料が高いのは、病人を治して再び納税者にするからだと知り合いの先生が言っていたことの意味が少し分かるような気がします。
当然、治すだけでなく緩和ケアなど終末期の医療の重要性も高まっているのは事実です。
が、むやみやたらに高額な薬を無分別に投与することは止めるべき段階にさしかかっていると思います。 
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